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お知らせ

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創作のヒント

皆さま、寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか。
11月1日発行の九州文学秋・冬号が立ち読みコーナーにアップされておりますので、是非そちらの方も覗いてみてくださいね。購入ご希望の方は、TEL092-781-7550 花乱社へどうぞ。
さて、以前にこんな風に考えたら割と楽に小説を書くことができるかも、ということを書いたと思いますが、その続編です。
小説を書くことを料理にたとえてみたらどうでしょう。
いい材料があれば料理は簡単です。上等の牛肉は塩コショウを振って火に焙るだけで美味しく食べられます。取れたてのお魚はお刺身にするだけで美味しい。
要するに、いい材料があれば、料理は美味しくなる。
そのいい材料というのが、小説の場合は自分の「体験」だと思うのです。
「こんなことがあったんですよ」と言って、聞いている人が「えっ?」と身を乗り出してくるような体験があればしめたものです。
気の合う友人に話しているつもりで、その時の状況をわかりやすく、自分の気持ちも含め、できるだけ脚色しないで、事実をそのまま書いてみるのです。
誰もが興味を持つような事件なり体験がその場にいた当事者の目線でリアルに書き込んであれば、それは立派な小説です。読者は大いに興味を持って読み進んでくれるでしょう。

九州文学編集長 木島丈雄

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