第八期発足

ご挨拶

九州文學は、創刊以来80年という長い歴史を刻んでまいりました。
そして2020年7月より第八期として新しい航路へと出帆することとなりました。
平素より、皆様には多大なご支援とご指導をいただき、心より感謝をいたしております。
さて、文学界の衰退、これは目を覆うものがあります。
そのような情勢な中で九州文學は同人誌としては異例の250ページという大部での発行を維持し続け、編集委員会へは新たな投稿が切れ間なく続いています。
これは偏に先輩方の努力によるものであり、同時に私共第八期への大きな期待でもあると思っています。
昨今、世の中は何事も簡便、しっかりした思考もせずに2~3行のつぶやきで済ませてしまう傾向にあります。
文学は違います。
大量の資料に当たり、登場人物の人格を構成し、そして作家のみが持つロマンでストーリーを紡ぎ出す言語芸術。
九州文學は豊かな言語芸術を志して、同人一同さらなる努力を重ねてまいります。
今後とも九州文學を温かく見守ってくださいますよう、お願い申し上げます。

2020年9月
九州文学同人会 第八期代表・編集発行人 中村弘行