皮膚がこんがりとおいしそうに焼けてしまうんじゃないかと思うくらい暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。
７月２９日に第５回全国同人雑誌会議・第２回全国同人雑誌協会総会が大阪府において開催され、九州文学を代表して私が参加しました。
全国同人雑誌協会は、「老齢化など多くの問題を抱える同人雑誌界に対し、全国的な横のつながりを強化し、同人雑誌とその創作活動全体を活性化させる」という趣旨のもと、令和３年４月に発足した団体です。
講演会、表彰式、懇親会等が実施され、志を同じくする全国の同人誌の方々と意見交換し、親しく交流しました。
その中で、書かずにはおられない、という市井の人間のやむにやまれぬ思いを伝えていく同人誌は、出版不況と言われる状況の中でも決してなくならず、逆に人間のありのままの姿を伝えるものとして存在意義が高まっている、という全国の同人誌関係者の熱い思いに接し、私も意を強くしました。
さらに総会においては、長く継続している同人雑誌を称揚・奨励するため協会が新たに設けた表彰が行われました。全国同人雑誌協会に加入している同人誌で１００号以上継続している誌は十誌あまり。九州文学は他の誌とともに表彰状と表彰金を授与されました。
今回のありがたい顕彰を励みとして、今後とも全国の同人誌の仲間とともに、同人誌文学の発展拡充のため精進していく所存です。