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お知らせ

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詩について

九月も半ばを過ぎましたが、この異常な暑さはいつまで続くのでしょう。
この間、同人のある詩人と話をする機会がありました。若い人です。
その詩人が、「僕はいまこの詩にはまっています」という詩を読ませてくれました。文庫本の詩集で、誰でも知っている西洋の詩人です。
その詩を読んで感じた事。この詩の素晴らしさは理解できるけど、私はこの詩を楽しめているだろうか?
詩を楽しむには、感性が瑞々しさを保っていることが必要みたいです。
くだんの詩人は、その詩を楽しんで大いに感動しているようなのです。散文のように状況を積み上げ、ドラマを設定して感動させるのではなく、ほんの数行の言葉によって心が揺り動かされているのです。この感動は羨ましい。
詩、(ひいては韻文全部)恐るべし、です。

九州文学編集長 木島丈雄

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