暑中お見舞い申し上げます
梅雨が明けてからというもの、とても暑い日が続いております。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
夏を迎えるたびに前の年より夏の暑さが厳しく感じられるのは、私が歳をとって身体が弱くなったせいなのか、それとも、地球がおかしくなっているのでしょうか。
それはさておき、今年の夏は、後々まで語り継がれる夏になると思います。
一つはコロナウィルス、もう一つは東京オリンピック・パラリンピックです。
コロナウィルスは、大都市では感染者が過去最多となっていて予断を許しません。しかしありがたいことに高齢者のワクチン接種が進んでいて、高齢者の感染は抑えられているようです。
オリンピックの方は、毎日テレビをつけるたびに日本のメダルの数が増えていて、なかなか調子がいいようです。このまま頑張っていただきたいと思います。
お風呂で汗を流して、冷房が効いた部屋でオリンピックを見る。これは今年の夏ならではの楽しみですね。冷えたビールがあるとさらによろしい。
ところで、私も皆様と同じで、絶えず新しい作品のネタを考えています。この暑い夏のさなか、オリンピックとコロナが化学反応を起こして、なにか面白い作品ができないか、などと私は思ってしまいます。
さて、秋冬号は7月下旬に投稿を〆切りました。おかげさまで順調に作品が集まり、一部の方には次号まで掲載を待っていただくお願いをいたしました。
九州文学においては、年齢は関係ないようです。七十歳を過ぎた方がエネルギッシュな作品を発表されています。若い方に全然負けていません。
秋冬号は11月発行の予定です。いずれも力作ぞろいなので、多くの方に手に取って読んでいただきたいと思います。
暑中お見舞いが、小誌のPRになってしまいました。
暑い夏にもコロナにも負けず、オリンピック選手が力の限り頑張っています。
私たちも、脳が汗をかくくらい言葉相手に格闘して誰も書いたことがないような作品を書いてみたいと思います。
これはという作品ができたら、九州文学へ送ってみてください。
よろしくお願いいたします。
2021年7月30日
九州文学編集長 木島丈雄