受賞おめでとうございます。
年末から年始にかけて、うれしい知らせが次々に飛び込んできました。同人の文学賞受賞のお知らせです。
まずは昨年夏から九州文学同人会に入られた大島凛吾さんです。『泡沫(うたかた)の季節』という作品で、第58回香川菊池寛賞を受賞されました。
また箱嶌八郎さんが、『文箱の中』という作品で、第三回子母澤寛文学賞「愛猿記賞」大賞を受賞されました。
さらに八重瀬けいさんが、『チャンプルー物語』という作品で、第50回琉球新報短編小説賞・正賞を受賞されました。
おめでとうございます。文学賞受賞は並大抵のことでは達成できません。心からお喜び申し上げます。
皆様のご活躍は、九州文学同人にとって大きな励みです。
今後益々のご健筆を期待します。
さて、話変わりまして、私は1月22日に福岡県北九州市若松区で実施された第63回葦平忌に、九州文学同人会を代表してお招きいただき、来賓挨拶の機会をいただきました。
あらためて申すまでもなく、火野葦平先生は、我々九州文学同人にとって、創生期の中心メンバーの大先輩であり、文学史に名を遺す永遠の目標です。
葦平先生の名作「花と龍」の舞台である若松において、葦平先生が広く深く時代を超えて慕われている事をあらためて知ることができて、感動しました。
また、あわせて披露された若松区の様々な伝統芸能も素晴らしいものでした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
九州文学 編集長 木島丈雄