創作のヒント②
前回に引き続き、創作のヒント集です。
- 説明するのではなく、感じさせること。
小説というものは、自分が言いたいことを説明するのではなく、自分が作り上げた世界を読者に体験してもらい、感じてもらうものだと思います。 - 映画的手法
前項で述べたことを実現するための一つの書き方として、映画的な書き方が有効だと思います。
映画は、それぞれのシーンが具体的に表現されます。
小説の場合も同じように、読者を連れていきたい世界を、映画のワンシーンみたいに、具体的に記述します。
記述を一つのシーンに集中できますので、書き進めやすいと思います。
そうして、そのシーン(エピソード)を積み上げてストーリーを進めていきます。
九州文学編集長 木島丈雄